« 27.たとえ石ころでも値段をつけると売れていく | トップページ | 28.おいしいからといって売れるわけではない、まずいからといって売れないわけではない。 »

2015年11月24日 (火)

243.動かないお客様は、大まかな案内がわかりやすい店員からも、具体的にすすめてもらえないために購入できない。

こんにちは。

一昨日から紹介を始めた「動かないお客様」は、自分から進んで行動するのが苦手なタイプです。

そのために、店員の方から具体的な商品を、積極的にすすめてくれることを望んでいます。

さて、今日は、そんな「動かないお客様」が、「アバウトな店員」の接客を受けた時の話です。

02

※「動かないお客様」は、大まかな案内や説明が上手な「アバウトな店員」が、具体的な商品を積極的にすすめてくれることを望んでいるのです。



「アバウトな店員」とは、細かなことにはこだわらないで、大らかで明るい案内や説明をする店員です。

この「アバウトな店員」の動きの特徴は、手や腕や身体を、内側から外側に大きく開く動き(全体注意の動き)をたくさん行うことです。

そのために、一見、派手で華やかなイメージがします。

そして、遠くの商品をわかりやすく指し示す「案内アクション」が得意な人です。

02_2




※全体注意の動き


「動かないお客様」は、このような「アバウトな店員」から、わかりやすい大まかな案内や説明を受けるにもかかわらず、それを参考にして自分自身でいろいろと検討しないために、なかなか購入することができません。

なぜならば、「動かないお客様」は、わかりやすい案内や説明を店員から聞いても、自分から進んで検討したり試したりして、購入の決断を下すことが苦手なタイプなので、店員の方から積極的に具体的な商品をすすめてくれることを望んでしまいます。

それに対して「アバウトな店員」は、お客様に対しては、細かい案内や説明をするのではなく、得意の「案内アクション」を伴って、大まかな案内や説明をしながら、店にあるできるだけたくさんの商品を紹介することが大事だと考えているからです。

したがって、「動かないお客様」は、「アバウトな店員」からは、わかりやすい大まかな案内や説明をたくさん聞くことができますが、購入するための具体的な商品を積極的にすすめてはもらえないので、いつまでたっても購入することができません。

【本日のおさらい】

「アバウトな店員」が「動かないお客様」」に対して行う、「案内アクション」を伴った案内や説明の仕方は、店員自身を「下手・したて」にして、お客様を「上手・うわて」な立場にする接客方法です。

そして同時に、「なわばり」を解除する店員のアクションとなるために、大抵のお客様に対しては、十分に検討したり試したりして、購入を決定しやすい状況を提供することができます。

しかし、「動かないお客様」は、店員が具体的に購入するべき商品を、自信をもって積極的にすすめてくれないことには、なかなか購入することができないタイプなので、結果的には、「アバウトな店員」から購入することはできないのです。


【関連記事1】

1.店員はお客様に対して、なぜ「下手・したて」に出なければいけないのか?

2.「なわばり」を解除する店員のアクション、「なわばり」を主張する店員のアクション

3.店員の「下手・したて」なアクション

4.店員の「上手・うわて」なアクション

5.13種類の動きと「上手・下手」の関係

【関連記事2】

1.接客でわかりやすい案内の仕方

2.接客に向かない乱暴な案内

3.接客で失敗しやすい、そっけなくてわかりにくい案内

4.接客に向かないいいかげんな案内

5.華やかな接客の場にふさわしい案内

6.優柔不断な案内がもたらす、わかりにくい接客

この星座の場所を、
応援クリック
お願いいたします。


人気ブログランキングへ

|

« 27.たとえ石ころでも値段をつけると売れていく | トップページ | 28.おいしいからといって売れるわけではない、まずいからといって売れないわけではない。 »

◆お客様が出会う13タイプの店員」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 243.動かないお客様は、大まかな案内がわかりやすい店員からも、具体的にすすめてもらえないために購入できない。:

« 27.たとえ石ころでも値段をつけると売れていく | トップページ | 28.おいしいからといって売れるわけではない、まずいからといって売れないわけではない。 »