« 197.シャイなお客様は、たくさんの商品をおおまかに案内する店員にはプレッシャーを感じずに、多くの商品を見比べて決定することができる。 | トップページ | 199.シャイなお客様は、話が散らかる店員からは、買わずに遠ざかってしまう。 »

2015年9月 4日 (金)

198.「売れる店」を目指すなら、まず、店員が「なわばり」を解除しやすい「店の構造」を理解することが重要。

こんにちは。

さて今日は、8回シリーズで説明してきました、お客様には見えて、店員には見えない、「店舗構造」別、売れる要因についてのまとめです。

現在、私たちの身近にある店は、一見、どれも同じような構造をしていると思いがちですが、実は、店の始まりである「戸板一枚の店」が、立地や規模や商品に合わせて発達や変化を繰り返しながら、様々なタイプの店へと進化したものなのです。

したがって、売れる店を分析したり、つくろうとしたりする場合には、まず、その店がどのような構造の店であるかということを、正しく捉えることが必要になります。


8_2


店は、その店の「商品空間」と「店員空間」と「客空間」がどのように構成されているかによって、「八つの構造の店」に分類されます。

あなたがもし、店長さんや店員さんや販売関係者の方であるとしたら、あなたが担当している店の構造は、以上の「八つの構造の店」の内のいずれかに当てはまるのです。

あなたの店が、どの構造に該当しているかわかりましたか?

あなたの店が、「引き込み・回遊型店」か「接触・引き込み・回遊型店」ならば、次に重要なのは、その店が、どのような要素で構成されているかということです。

(1)店全体の「商品空間」は「戸板一枚の店」のようにつくられているでしょうか?

1_2

※「戸板一枚の店」の例。幅約1,800センチ、奥行き約900センチが基本単位。このスペースに豊富な商品を陳列することによって、「なわばり」を解除した「商品空間」が生まれる。

2

※店内などに置かれる縦型の什器の場合は、縦約1,800センチ、幅約900センチが基本単位。それぞれの什器に、足元から、豊富な商品を陳列することで、「なわばり」を解除した「商品空間」が生まれる。

(2)通路に接しているか、通路から最も近い部分に、「戸板一枚の店」の「商品空間」をつくることによって、「なわばり」が解除された「客空間」と、「明確な出入口」がつくられているでしょうか?

Photo_6



(3)店内に「戸板一枚の店」の「商品空間」をつくることによって、なわばりが解除された「明確な回遊通路」がつくられているでしょうか?

Photo_5



(4)特に「店員空間」がない店の店員は、「なわばり」を解除するアクションを続けているでしょうか?

Photo_4



現実には、以上の要素が一つも見受けられない店は数多く存在していて、残念ながら売れない店となっています。

そして、以上の要素が一つも考慮されていない店では、店員さんが頑張れば頑張るほど、お客様を遠ざける「なわばり」主張のアクションとなって、売れない店としての悪循環が繰り返されていきます。

どうか、一度、お客様の目になって、あなたの店を見直してみてください。

そして、お客様を引きつける「戸板一枚の店」の要素に一日も早く気づいて、「売れる店」への修正を目指していただきたいと思います。

【関連記事1】

1.移動空間としての「道」では、「戸板一枚の店」の性質を持った店がお客様を引きつけている。

2.店員の目には見えないが、お客様の目には良く見える「サクラパワー」現象

3.店員の目には見えないが、お客様の目にははっきりと見える店員のアクション。

4.店員の目には見えないが、お客様には見える「回遊通路」とは?

5.店員には見えないがお客様には見える、入りやすい「出入り口」をつくるには?

6.店員の目には見えないが、お客様の目には見える「客空間」を用意することがポイント。 

7.お客様には、はっきりと見える「客空間」は、店員の目には決して見えない。

8.店の業績を左右する、お客様に見えて、ほとんどの店員に見えないモノとは?


この星座の場所を、
応援クリック
お願いいたします。


人気ブログランキングへ

 

|

« 197.シャイなお客様は、たくさんの商品をおおまかに案内する店員にはプレッシャーを感じずに、多くの商品を見比べて決定することができる。 | トップページ | 199.シャイなお客様は、話が散らかる店員からは、買わずに遠ざかってしまう。 »

◆お客様が出会う13タイプの店員」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 198.「売れる店」を目指すなら、まず、店員が「なわばり」を解除しやすい「店の構造」を理解することが重要。:

« 197.シャイなお客様は、たくさんの商品をおおまかに案内する店員にはプレッシャーを感じずに、多くの商品を見比べて決定することができる。 | トップページ | 199.シャイなお客様は、話が散らかる店員からは、買わずに遠ざかってしまう。 »