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2015年8月23日 (日)

186.「店員空間が狭い、引き込み型店」がお客様を遠ざける要因は、お客様にはよく見えるが、店員には見えない。

こんにちは。

リアルショップにおいては、店員の目には見えないが、いざ、お客様の立場になるとよく見える、「いくつかの要因」によって、お客様が、引きつけられたり、遠ざけられたりしていることについて説明しています。

さて今日は、「店員空間が狭い、引き込み型店」のリアルショップが、お客様を遠ざけやすい理由についてお話しします。

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※店員空間が狭い、引き込み型店の基本的な構造。

「店員空間が狭い、引き込み型店」は、1980年代の商店街や駅ビルに、数多く見られた店の構造です。

この店は、「商品空間」を店内に引き込むことによって、、店内にできるだけ広い「客空間」をつくって、お客様にゆっくり商品を選んでもらうことを狙いとして、つくられた店なのです。

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※店員空間が狭い、引き込み型店は、店員の「なわばり」主張のアクションが生じやすい。


しかし、このタイプの店は、狭い「店員空間」で、店員がじっと立ってお客様を待ち受けたり、店に入ってきたお客様に対して、直ぐに「いらっしゃいませ!」という声をかけてしまうために、「なわばり」を主張する店員のアクション、つまり、客を遠ざける店員のアクションが生じやすい店の構造でした。

一般に、「商品空間」を店内に引き込んだ店の場合は、できるだけ通路に近い位置に、「戸板一枚の店」の「商品空間」を設置する必要があります。

それは、店員の「なわばり」が解除された「戸板一枚の店」の「商品空間」を設置することによって初めて、店頭に「なわばり」が解除された「客空間」をつくりだすことができるからです。

たとえ、店の前面をオープンにした店であっても、「なわばり」が解除された「商品空間」がない場合は、「出入口が不明確」で、入りにくい店となってしまうのです。

今回、ご説明した「店員空間が狭い、引き込み型店」の場合は、店員のアクションは「なわばり」主張のアクションとなりやすく、そのために、「客空間」や「商品空間」も、「なわばり」が解除されていない空間になってしまうことが多いのです。

そして、このことは、店にいる店員には全く見えませんが、お客様の立場になると、大変よく見えるのです。


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