« 144.買いたい商品がはっきりしないお客様は、あいまいな案内や説明をする店員からは、なかなか購入することができない。 | トップページ | 146.自分で判断することが苦手なお客様は、力強い「うなずき」をする店員に励まされて、決断することができる。 »

2015年7月13日 (月)

145.なぜ移動空間の「道」に接した店が、大勢のお客様を引きつけているか?

こんにちは。

6月30日のブログで、

かつて隆盛した商店街から、

あっと言う間にお客様を奪っていった多くの商業集積も、

空港や私鉄や地下鉄やJR等を拠点とした、

移動空間である「道」を取り込んだ、

新たな商業集積に押されて、

衰退の兆しを見せ始めていることについて、

説明いたしました。

それでは、大勢のお客様は、なぜ、

移動空間としての「道」を取り込んだ店に、

引き付けられるのでしょうか?

そもそも「道」とは、

異なる二つの共同体が接する

境界に発生した移動空間のことであり、

どちらの共同体の規範の制約も受けない

唯一、自由な空間だったのです。

したがって、「道」は、

誰もが、過去の経歴や実績から解放され、

「見知らぬ人」として平等に評価される

特別な空間なのです。

Img007

※1991年当時の、東京・新宿大通り商店街の様子。(新しい客がどんどん来る店」・日本経済新聞社より抜粋)
現在は、JR東日本、京王電鉄、小田急電鉄、東京メトロ、都営地下鉄の、5社12路線が乗り入れる「新宿駅」を拠点にした、日本の代表的な移動空間である「道」に、大勢の「見知らぬ人」が引きつけられている。



やがて、そのような性質を持つ現代の「道」が、


空港や私鉄や地下鉄やJR等を拠点とした移動空間に、

次々と誕生してきたのです。

そして、このような移動空間の「道」に接したり、

「道」自体を店内に直接取り込んだりした「店」は、

自然と大勢の通行客を引きつけることができるのです。

以上のように、

これからの「リアルショップ」が、

大勢のお客様を引きつけられるか否かは、

移動空間の「道」の有り無し、

つまり、

「道」に直接面しているか、いないか、

「道」を館内に引き込んでいるか、いないかに、

左右されてゆくことが予測できます。

最近の様々な商業集積の状況を見てみると、

来店客数が急激に増加している商業集積の近くには、

移動空間としての「道」が生じており、

来店客数が急激に減少している商業集積は、

移動空間としての「道」を失っていることがわかります。



【関連記事1】
この星座の場所を、
応援クリック
お願いいたします。

|

« 144.買いたい商品がはっきりしないお客様は、あいまいな案内や説明をする店員からは、なかなか購入することができない。 | トップページ | 146.自分で判断することが苦手なお客様は、力強い「うなずき」をする店員に励まされて、決断することができる。 »

◆お客様が出会う13タイプの店員」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 145.なぜ移動空間の「道」に接した店が、大勢のお客様を引きつけているか?:

« 144.買いたい商品がはっきりしないお客様は、あいまいな案内や説明をする店員からは、なかなか購入することができない。 | トップページ | 146.自分で判断することが苦手なお客様は、力強い「うなずき」をする店員に励まされて、決断することができる。 »