122.なぜ店には、入りやすい店と入りにくい店が存在しているのか?
こんにちは。
北は北海道から南は沖縄まで、
日本中にある様々な場所の中で、
「店」という空間ほど、
誰でもが「お客様」として、
自由に入っていけるところはありません。
飲食店を除けば、
タダで入(はい)れて、見るだけ見て、
何も買わずに帰ることができる空間が「店」なのです。
にもかかわらず、実際には、
「入りやすい店」と「入りにくい店」が存在しています。
店は、「市」に生まれ、
その後の「戸板一枚の店」が、
店の構造の原形であることについては、
すでに何度もご説明していますが、
現在では、「店」は、原形ををとどめた店を含めて、
8つのタイプの構造に進化を遂げて存在しているのです。
北は北海道から南は沖縄まで、
日本中にある様々な場所の中で、
「店」という空間ほど、
誰でもが「お客様」として、
自由に入っていけるところはありません。
飲食店を除けば、
タダで入(はい)れて、見るだけ見て、
何も買わずに帰ることができる空間が「店」なのです。
にもかかわらず、実際には、
「入りやすい店」と「入りにくい店」が存在しています。
店は、「市」に生まれ、
その後の「戸板一枚の店」が、
店の構造の原形であることについては、
すでに何度もご説明していますが、
現在では、「店」は、原形ををとどめた店を含めて、
8つのタイプの構造に進化を遂げて存在しているのです。
店を利用するしないにかかわらず、
日頃、ほとんどの人が「店の構造」に関心を持たないために、
一見、店はどれも同じような構造をしていると
感じられると思いますが、実際には、
上のイラストのような構造をした店が入り混じって、
百貨店やSCや専門店街の店を構成しているのです。
そして、入りやすい店になるか、入りにくい店になるかは、
店の間口がオープンになっているか閉じているかで
決まるわけでははなく、
また、入口が広いか狭いかで決まるわけでもなく、
「なわばり」が解除されている店なのか、
「なわばり」が主張されている店なのかによって
大きく左右されているのです。
つまり、店は、
「戸板一枚の店」から、長い年月を経過して、
現在の複雑な構造の店に進化したとはいえ、
6月16日にご説明した「戸板一枚の店」と同じように、
店員が「なわばり」を解除するアクションをしている店が
入りやすい店で、
店員が「なわばり」を主張するアクションをしている店が、
入りにくい店なのです。
したがって、
入りやすい店をつくるためには、
店員が、できるだけ「なわばり」解除のアクションを
しやすい店舗の構造を、
そして、できるだけ店員の「なわばり」主張のアクションが
生じにくい店舗の構造を、
研究することが大切なのです。
この星座の場所を、
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