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2015年6月20日 (土)

122.なぜ店には、入りやすい店と入りにくい店が存在しているのか?

こんにちは。

北は北海道から南は沖縄まで、

日本中にある様々な場所の中で、

「店」という空間ほど、

誰でもが「お客様」として、

自由に入っていけるところはありません。

飲食店を除けば、

タダで入(はい)れて、見るだけ見て、

何も買わずに帰ることができる空間が「店」なのです。

にもかかわらず、実際には、

「入りやすい店」と「入りにくい店」が存在しています。

店は、「市」に生まれ、

その後の「戸板一枚の店」が、

店の構造の原形であることについては、

すでに何度もご説明していますが、

現在では、「店」は、原形ををとどめた店を含めて、

8つのタイプの構造に進化を遂げて存在しているのです。

Photo

※商品空間、店員空間、客空間の三空間で店は構成されています。



店を利用するしないにかかわらず、

日頃、ほとんどの人が「店の構造」に関心を持たないために、

一見、店はどれも同じような構造をしていると

感じられると思いますが、実際には、

上のイラストのような構造をした店が入り混じって、

百貨店やSCや専門店街の店を構成しているのです。

そして、入りやすい店になるか、入りにくい店になるかは、

店の間口がオープンになっているか閉じているかで

決まるわけでははなく、

また、入口が広いか狭いかで決まるわけでもなく、

「なわばり」が解除されている店なのか、

「なわばり」が主張されている店なのかによって

大きく左右されているのです。

つまり、店は、

「戸板一枚の店」から、長い年月を経過して、

現在の複雑な構造の店に進化したとはいえ、

6月16日にご説明した「戸板一枚の店」と同じように、

店員が「なわばり」を解除するアクションをしている店が

入りやすい店で、

店員が「なわばり」を主張するアクションをしている店が、

入りにくい店なのです。

したがって、

入りやすい店をつくるためには、

店員が、できるだけ「なわばり」解除のアクションを

しやすい店舗の構造を、

そして、できるだけ店員の「なわばり」主張のアクションが

生じにくい店舗の構造を、

研究することが大切なのです。

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