128.新たな移動空間に「戸板一枚の店」が次々と登場している時代。
こんにちは。
見知らぬ人々が行き交う「道」に生まれた
「戸板一枚の店」には、
店員とお客様の「法則」が存在していることを
繰り返し説明しています。
しかし、
「戸板一枚の店」が立ち並ぶ祭りや縁日の「道」に、
過去の人々が強く引き付けられたように、
現代人もなお、「戸板一枚の店」に、
強く引き付けられているということは、
日本経済の著しい発展と共に見失われ、
次第に忘れ去れていきました。

見知らぬ人々が行き交う「道」に生まれた
「戸板一枚の店」には、
店員とお客様の「法則」が存在していることを
繰り返し説明しています。
しかし、
「戸板一枚の店」が立ち並ぶ祭りや縁日の「道」に、
過去の人々が強く引き付けられたように、
現代人もなお、「戸板一枚の店」に、
強く引き付けられているということは、
日本経済の著しい発展と共に見失われ、
次第に忘れ去れていきました。

※1988年、「続・入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)に紹介した、当時の売れる店。
そして、
全ての商品がセルフ販売方式の店で購入できたり、
いつでも、どこからでも買えるネットショップの一大普及によって、
「リアルショップ」の存在は、
大きなターニングポイントを迎えることになりました。
ついに、「リアルショップ」はその役割を終えて
消滅してしまうのでしょうか?
いいえ、決してそうではありません。
現在、様々なところで、
「戸板一枚の店」すなわち、
店本来の魅力を持つ新しいリアルショップが、
次々と生まれてきています。
空港、私鉄、JR、地下鉄などのターミナルを拠点とする、
新たな移動空間が生まれると同時に、
「戸板一枚の店」の性質を持った店が登場し、
そのような「戸板一枚の店」が集まる「道=移動空間」に、
今、大勢の客が引きつけられています。
さて、「戸板一枚の店」の性質を持った店とは、
縦六尺、横三尺の戸板を横に置いた形、
すなわち、幅1.8メートル、奥行き0.9メートルのサイズを基本とする
商品陳列台や棚、そして出入口や回遊通路を持った店で、
一見接客(いちげんせっきゃく・セルフ販売方式)か
常連接客(じょうれんせっきゃく・非セルフ販売方式)を、
そのような「戸板一枚の店」が集まる「道=移動空間」に、
今、大勢の客が引きつけられています。
さて、「戸板一枚の店」の性質を持った店とは、
縦六尺、横三尺の戸板を横に置いた形、
すなわち、幅1.8メートル、奥行き0.9メートルのサイズを基本とする
商品陳列台や棚、そして出入口や回遊通路を持った店で、
一見接客(いちげんせっきゃく・セルフ販売方式)か
常連接客(じょうれんせっきゃく・非セルフ販売方式)を、
採用した店のことです。
したがって、
通行量の多い新たな移動空間(道)に出店することができても、
従来型の「店」のままでは苦戦を強いられることになるでしょう。
したがって、
通行量の多い新たな移動空間(道)に出店することができても、
従来型の「店」のままでは苦戦を強いられることになるでしょう。
お客様に、店本来のコミュニケーションを提供することができる
「戸板一枚の店」の性質を持った店だけが、
大勢の通行客の心をつかんで、
成功することができるのです。
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