« 091.自分の意見を主張するお客様は、同じように自分の意見を主張する店員に腹が立つ。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) | トップページ | 093.熱心なお客様は、自分の考えを曲げない店員には閉口する。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) »

2014年11月20日 (木)

092.直ぐに買う気を無くすお客様は、自分本位な店員にはついて行けない。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション)

こんにちは。

一昨日は、戦後の日本を代表する映画スター、

高倉健さんの訃報が報じられ、

広い世代のファンがショックを受けた一日となりました。

高倉健さんのご冥福を祈って、

長年に渡って、幅広いファンに支持されてきた要因の一端を、

「人の動き」という観点から分析して見ることにしましょう。

高倉健さんは俳優さんですから、多くの動きを持った人でした。

これまでご紹介してきた「店員のタイプ」に当てはめてみると、

①突進する店員
②機敏な店員
③頑固な店員
④意志が強い店員

以上の四人の「店員のタイプ」を併せ持った俳優さんでした。

やくざ映画で健さんが演じた主人公は、

単純で、一本気で、短気で、恐れを知らずに、

一人で敵地に飛び込んでいく熱血漢でした。

また「鉄道員」などのような堅気の主人公の場合は、

大抵、実直で、仕事一筋で、融通がきかない不器用な男でした。

いずれの場合も、常に固い決意をし(意志が強い店員、頑固な店員)、

自分の信じた道を突き進み(突進する店員)、

テキパキ、キビキビと

ものごとを片付けて(機敏な店員)いきます。

健さんの動きは常に、強く、そして速い動きです。

これらの取り付く島のないような一連の動きの影響によって、

健さんはいつも悲しいほど律義でストイックだったのです。

そして、健さんの、他人と相容れず、常に孤高を保つ一途な姿に、

多くのファンは魅了されていったのです…。

ありがとう健さん!さようなら健さん!


さて、今日は、「頑固な店員」と「頼りないお客様」の話です…。




Photo


「頑固な店員」が「頼りないお客様」に接客したら?
・・・・自分の意見を主張する店員は、直ぐに買う気を失うお客様を買う気にさせられない。


※頼りないお客様の動き

Photo_2
Photo_12
※虚脱の動き

「頼りないお客様」は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)をたくさん行い、攻撃性がないことを表現するのが得意な人です。

====================

「頼りないお客様」は、「がっかりして肩を落とす」ような動きを頻繁にする人です。

「頼りないお客様」は、実は、がっかりする動きが好きなので、なるべくがっかりできるような状況を作ろうとしています。

そのために、できるだけ叶わない夢や希望を持ったり、高すぎる理想を描いたり、実施不可能な計画を立てたりしては、がっかりするのが特徴です。

このような「頼りないお客様」は、買い物をする時も、店員に対して、がっかりする動きがたくさんできるような質問や相談を投げ掛けます。

多くの店員は、「頼りないお客様」の質問や相談に対して、一生懸命に案内や説明をしますが、このお客様は説明すればするほどがっかりして、購入の意欲を無くしたような態度をとるために、どのようにフォローすればよいかが分からず困ってしまいます。

それでは、「頑固な店員」と「頼りないお客様」の組み合わせの場合は、どのような結果になるのでしょうか?

「頑固な店員」は、「頼りないお客様」の質問や相談の内容を聞けば聞くほど、「その要望は絶対に実現不可能だ!」ということを説得しなければならないという気持ちを抑えきれなくなって、下から上に向かって力を入れた「うなずきアクション」を伴いながら、

「それは、絶対無理です!」
「それも、はっきり言って不可能です!」
「何と言われようとも、ダメなものはダメなのです!」

などと、否定的な言葉や断定的な言葉を使って、強く主張してしまいます。

そのため、「頼りないお客様」は確かに十分にがっかりすることができますが、「頑固な店員」があまりにも強く否定し、怒っているような態度をとるために、本当に買う気を無くしてしまいます。

「頑固な店員」が「頼りないお客様」に接客をする際の注意点は、「頼りないお客様」は、店員の案内や説明を聞いてがっかりした動きを表現したとしても、実のところ、「頑固な店員」が思うほどはがっかりしていないのだということを、あらかじめ認識しておくことです。

なぜならば、「頼りないお客様」は、がっかりして買う気を無くしたような態度を取りながらも、購入するのが特徴だからです。

つまり、「頼りないお客様」は、がっかりしながらモノを買うタイプの人なのです。

=========================

※頑固な店員の動き


Photo_3
Photo_38
※独断の動き

「頑固な店員」は、お客様の質問や相談に対して、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴って案内や説明を行うために、ほとんどのお客様は、自分の話を無視した、自分本位な主張だと感じてしまいます。

そして、「頑固な店員」がお客様に対して行う、相手を威嚇して主張を曲げないことを表現する「うなずきアクション」は、お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクションとなるのです。

=========================
●関連記事 頑固な店員の動きの癖・「独断の動き」とは?
●関連記事 頼りないお客様の動きの癖・「虚脱の動き とは?
Banner_1

|

« 091.自分の意見を主張するお客様は、同じように自分の意見を主張する店員に腹が立つ。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) | トップページ | 093.熱心なお客様は、自分の考えを曲げない店員には閉口する。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) »

◆13人の店員と13人のお客様の相性」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 092.直ぐに買う気を無くすお客様は、自分本位な店員にはついて行けない。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション):

« 091.自分の意見を主張するお客様は、同じように自分の意見を主張する店員に腹が立つ。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) | トップページ | 093.熱心なお客様は、自分の考えを曲げない店員には閉口する。(お客様を遠ざける「なわばり主張」の店員のアクション) »