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2014年7月17日 (木)

3.「お客様」が「店員」をいましめる理由

2010年時点で、就業者数に占めるサービス産業の割合は約7割、これは、労働者の1.4人に一人がサービス産業に従事しているという計算になります。

つまり、ほとんどの日本人が、ある時は「店員」という役割を、またある時は「お客様」という役割を交代で行っているのです。

もしも「店員はお客様に感じよくする必要はない」という価値観が蔓延すれば、自分が店員の時に感じの悪い態度をとり、同時に、自分が客になった時に店員から感じの悪い態度をとられるということになります。

これを繰り返すと、現代の日本でただ一つの教育システムである店(サービス産業)が崩壊し、日本人のモラルや人間関係はいよいよ崩壊していくことになります。

さらに、もっと重要なことは、現代の日本人にとって、店(サービス産業)は非常に大切なコミュニケーションの現場であるということです。

もしも店(サービス産業)におけるコミュニケーションが崩壊すれば、日本人の多くは、もはや他人と良好なコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。

今日、お客様が店員を厳しくいましめる最大の理由は、人間が生きてゆく上で絶対に必要なリアルなコミュニケーションの現場を守りたいという強いニーズなのです。

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