47.「頼りないお客様」との相性。いろいろ説明をする店員は、買う気が感じられないお客様を見限るのが早い。
●「優柔不断な店員」が、「頼りないお客様」とうまくいく接客技術(テクニック)。
優柔不断な店員 頼りないお客様
店員「いろいろ他にもありますが、ご希望は?」
お客様「はあ…、そうですか…」
※「優柔不断な店員」は、細かくいろいろと説明を続けるにもかかわらず、少しも買う気を見せない「頼りないお客様」に対しては、全く興味がない人なのだと感じてしまいます。
しかし、「頼りないお客様」は、店員の話しかけに対して、うまく反応することができないだけで、決して全く買う気がないわけではありません。
したがって、つかず離れずに対応を続けることが大切なのです。
●「優柔不断な店員」(注意不明の動き)の特徴
「注意不明の動き」を持つ「優柔不断な店員」は、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)にあいまいに指し示す動きをたくさん行うのが特徴です。
そして、ものごとをはっきりさせないことが得意な人で、自信がなさそうに見えます。
したがって、お客様から質問や相談を受けると、説明したいことがいろいろと気になって、迷ってしまい、わかりにくい説明になりがちです。
●「頼りないお客様」(虚脱の動き)の特徴
「虚脱の動き」を持つ「頼りないお客様」は、腕や頭や上半身を使って、上から下に向かって力を抜く動きをたくさん行い、攻撃性がないことを表現するのが得意な人です。
したがって、自ら進んで店員に相談したり質問したりすることは無く、買う気が全くなさそうなイメージの人です。
●接客のない「ネット店舗」の急激な普及が、「リアル店舗」の接客の魅力を浮き彫りにしています。
にもかかわらず、「リアル店舗の接客」がうまくいかないのは、お互いの動きの相性がなかなか合わないからです。
お互いの動きの相性を知ることによって、「お客様」が、「リアル店舗」に求める店員の接客テクニックがわかります。
※13タイプの店員と13タイプのお客様はこちらでチェックできます。
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