40.「仕切りやのお客様」との相性。はっきりしたお客様なら、迷いやすい店員でも不満が少ない。
●「優柔不断な店員」が、「仕切りやのお客様」とうまくいく接客技術(テクニック)
優柔不断な店員 仕切りやのお客様
店員「もっといろいろ説明しなくて大丈夫かな」
お客様「私が知りたい事さえわかれば、それ以上の説明は無くても大丈夫」
※何事もはっきりしている「仕切りやのお客様」は、自分の質問が解決できれば、迷いやすい「優柔不断な店員」が心配するほど不満ではない。
●「優柔不断な店員」(注意不明の動き)の特徴
「注意不明の動き」を持つ「優柔不断な店員」は、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)にあいまいに指し示す動きをたくさん行うのが特徴です。
そして、ものごとをはっきりさせないことが得意な人です。
したがって、お客様から質問や相談を受けると、説明したいことがいろいろと気になって、迷ってしまい、わかりにくい説明になりがちです。
「一点注意の動き」を持つ「仕切りやのお客様」は、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きをたくさん行うのが特徴です。
そして、自分や相手の注意を一点に引きつけることが得意な人です。
したがって、店員に質問や相談をするときも、細かく具体的にはっきりと伝えます。
●接客のない「ネット店舗」の急激な普及が、「リアル店舗」の接客の魅力を浮き彫りにしています。
にもかかわらず、「リアル店舗の接客」がうまくいかないのは、お互いの動きの相性がなかなか合わないからです。
今回は、「優柔不断な店員」と「仕切りやのお客様」の相性についてでした。
※13タイプの店員と13タイプのお客様はこちらでチェックできます。
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