45.「頑固なお客様」との相性。相手に賛成したいお客様は、あいまいに説明する店員が不満。
●「優柔不断な店員」が、「協調的なお客様」とうまくいく接客技術(テクニック)
優柔不断な店員 協調的なお客様
店員「いくら説明してもなかなか決まらないなー」
お客様「話は全て賛成できるけれど、なかなか決められないなー」
※相手に賛成したい「協調的なお客様」は、あいまいに説明する「優柔不断な店員」からは、なかなか購入を決定することができません。
●「優柔不断な店員」(注意不明の動き)の特徴
「注意不明の動き」を持つ「優柔不断な店員」は、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)にあいまいに指し示す動きをたくさん行うのが特徴です。
そして、ものごとをはっきりさせないことが得意な人で、自信がなさそうに見えます。
したがって、お客様から質問や相談を受けると、説明したいことがいろいろと気になって、迷ってしまい、わかりにくい説明になりがちです。
●「協調的なお客様」(協調の動き)の特徴
「協調の動き」を持つ「協調的なお客様」は、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く動きをたくさん行うのが特徴です。
そして、相手に賛同して受け入れることを表現するのが得意な人です。
したがって、店員に相談したり質問したりする場合も、店員の話を全面的に受け入れて聞く、協調的で穏やかなイメージの人です。
●接客のない「ネット店舗」の急激な普及が、「リアル店舗」の接客の魅力を浮き彫りにしています。
にもかかわらず、「リアル店舗の接客」がうまくいかないのは、お互いの動きの相性がなかなか合わないからです。
今回は、あいまいに説明する「優柔不断な店員」と、相手に賛成したい「協調的なお客様」の相性についてでした。
※13タイプの店員と13タイプのお客様はこちらでチェックできます。
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