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2013年8月29日 (木)

サービスしてくれた抽選券

今回は、カテゴリー「お客様が感動する接客サービス」シリーズの20です。

私たちが相手に対して「感動」をおぼえるのは、実は相手が自分よりも劣位な態度をとってくれた時です。人は自分を「優位」な立場にしてくれる相手に対して思わず感動してしまうのです。
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ある年の12月24日のことです。私(南條恵)は仕事の帰りに、あるファッションビルのクリスマスセールの抽選会場に寄りました。
抽選会は明日まででしたが、明日は来られるかどうかわからないのでその日のうちに抽選会に参加しました。

その抽選会場で、サンタクロース風の服を着た女性係員から受けた、抽選回数のサービスに感動した話です。

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今回の抽選は、3,000円分のレシートで一回抽選できるシステムですから、私の手元にあった5,500円分のレシートでは、残念ながら一回しか抽選ができません。

残念に思いながらレシートを渡したところ、係員さんは「明日が最終日ですから、どうぞ二回引いて下さい」と言って笑顔で二回引かせてくれました。

この時期、日本のどこにでもあるクリスマスや歳末福引セールで、たった一回抽選の回数を増やしてもらったということなど、取るに足らないことのようですが、即座に客の気持ちを察して、笑顔で一回サービスしてくれた係員の「劣位」な行為に、私は思わず「感動」してしまいました。

私達は、それが些細な出来事であればある程、とても嬉しかったり感謝の気持ちでいっぱいになったりするものです。

この係員さんはアルバイトだったのでしょうかか? それとも、どこかの店の店員さんだったのでしょうか?
3,000円に満たないレシートの客に対する対応の仕方について、十分に教育を受けていたのでしょうか? あるいは自分自身の判断だったのでしょうか?

私はこの係員さんの粋なはからいのおかげで、とてもほのぼのとした気持ちになることができました。

ちなみに抽選結果は二回とも残念賞でしたが、これまでの数々の残念賞の中で最も楽しい残念賞でした。


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