列車に間に合わせてくれた走る仲居さん
*本日二回目のブログです。
■今回は、カテゴリー「お客様が感動する接客サービス」シリーズの10です。
北陸地方にある有名な温泉旅館の大ホールで私たち(馬渕哲、南條恵)が講演をしたときのことです。
講演が終わるや否や、次の目的地にできるだけ早く移動をしなければいけない私たちのために、巨大な旅館を最短距離で走って案内してくれた仲居さんに感動した話です。
■感動を生み出した仲居さんの「アクション解説」
笑顔を絶やさないでテキパキと対応してくれたこの仲居さんは、「虚脱の動き」と「機敏の動き」を中心とした「劣位アクション」が得意なタイプです。
また、客に対して明確な説明や案内ができたのは「一点注意の動き」があったためですが、その時には笑ったりお辞儀をしたりする「虚脱の動き」をうまく織り交ぜて、客に対して押しつけがましくならないように動きをコントロールしています。
この仲居さんは、「優位アクション」と「劣位アクション」を駆使できる、いわゆる「接客の達人」です。
そのアクションを駆使して、客を必死で玄関まで送り届けた後に見せた本当にうれしそうな笑顔は、私たちに大きな感動を与えたのです。
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