「お客様が来たらすぐに接客を開始する!」は間違いです。
■間違いだらけの接客方法4
ケースやショーウィンドーを拭いている店員(販売員) 、店内の飾り付けをしたり商品の準備をしたりしている店員、商品をそろえたり並べ直したりしている店員、事務作業をしている店員等々。
このような店員(販売員)は、何もしないでじっとしている店員(販売員)に比べて、はるかに客を引きつける強いパワーを持っています。
(客が来ても作業をすぐにやめる必要はありません)
しかし、客が引きつけられて来たからといって、すぐに「いらっしゃいませ」の声をかけて、接客を開始するようにと指導しているとしたら、それは間違いです。
店員(販売員)は客が来ても、それまでの作業をやり続けることが重要なのです。
客は店員(販売員)が作業中で忙しくしているから、声がかけにくいなどと思うことは決してありません。
客なのですから、いつでも店員(販売員)に声をかけても大丈夫なのだと感じています。
客は店員(販売員)がそれまでの作業をピタッとやめて、すぐに接客を開始してくることを望んではおりません。
客が声をかけた時に、すぐに対応してくれることを望んでいるのです。
従って、店員(販売員)はむしろ店内における作業をつくりだして、専念していることが客のためにはありがたい店員のアクションなのです。
つまり、店員(販売員)が作業中の店は、客にとって大変入りやすい店なのです。
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