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2013年5月27日 (月)

原宿竹下通りの繁盛店&衰退店

原宿の竹下通り商店街は、1970年代半ば(1974年が竹下通り元年)に、始まったと言われています。以来約40年、タレントショップ、占いショップなど時代を背景にした人気のショップが栄枯盛衰を繰り返し現在に至っています。

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竹下通りは、JR原宿駅・竹下口から明治通りにむかって、長さ約350メートル、道幅約4.5メートルの狭い通りです。 
そこに90以上の小規模店舗が所せましと並び、今でも、外国人観光客や修学旅行の学生などでにぎわっています。

同じような商品を売る店が集まった通りは、「戸板一枚の店」の魅力を生み出し、大勢の客を引きつけます。
この竹下通りにも同じようなファッションや雑貨の店が並び、多くの中高生の客を引きつけています

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今では、様々な商業集積(東京キャラクターストリート他)の登場によって、一時の賑わいに比べて多少陰りを見せ始めた竹下通りとなっています。

マツモトキヨシ、カルビープラス、はなまるうどん、ロッテリア、マクドナルド、大戸屋ごはん処、ムラサキスポーツ 、ダイソー、セブンイレブン、ファミリーマート等々の身近なチェーン店の進出によって、かつての非日常性が少しずつ少なくなっていることも要因の一つと考えられます。

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●「竹下通り」の客を引きつける店員のアクション

大勢の客が行き交う竹下通りにおいても、やはり、客を引きつける店員のアクションは「接客中のアクション」と「作業中のアクション」です。店員の接客中のアクションや作業中のアクションが多くみられる店ほど大勢の客で賑わっていることが観察できます。

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(接客中の店員のアクションは、典型的な客を引きつけるアクションです)


竹下通りの客を遠ざける店員のアクション

大勢の客が行き交う竹下通りにある店のすべてにまんべんなく客が入ってくるわけではありません。やはり、入りやすい店と入りにくい店は歴然として存在しています。そして、入りにくい店とは、店員が店頭にじっと立ったり、直ぐに接客を開始してくる店です。
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(直ぐに接客されそうな店を、客は敬遠します)

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(店員がじっと立って客待ち姿勢をしている店には気軽に入れません)

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(店員の姿が店の外にも中にも見られない店も、客にとっては入りにくい店です)

竹下通りの客を引きつける客のアクション(サクラパワー)

一人でも他の客がいる店には、「サクラパワー」が生じて、客が一人もいない店に比べて非常に入りやすくなります。
竹下通りの店も、「サクラパワー」が生じている店ほど、入りやすい店となっています。


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(サクラパワーが通行客を引きつけます)

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(店頭のサクラパワー)

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(店内のサクラパワー)


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(店内のサクラパワー)



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多くの客でにぎわいを見せる一大観光スポット「竹下通り」においても、激しい販売競争が繰り返されています。
せっかく人通りの多い良い立地に出店することができても、店の構造や店員のアクションが客にとって入りにくいものであれば、残念ながら、なかなか大勢の客でにぎわう繁盛店にはなることはむずかしいのです。

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