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2013年5月 7日 (火)

セルフ販売の店が少ない新宿伊勢丹

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(セルフ販売のない新宿伊勢丹のパンコーナー)

百貨店の人気はデパ地下(食品フロア)の魅力によって左右されるといわれています。
よく似た食品の店が左右にたくさん並んだ通りは、「市」に並んだ「戸板一枚の店」の構造と売り方をいまだに継承して、多くの客の心を興奮させるからです。

その食品フロアの店の構造と売り方にも、時代とともに少しずつ変化が見えています。
どの百貨店においても、食品フロアを構成する店の構造は、基本的には、「店員空間が狭い接触型店」です。
一時、「店員空間が広い接触型店」が人気を呼んでいましたが、近年では、「商品空間」を広くした「店員空間が狭い接触型店」が主流です。

しかも、セルフ販売方式を全面的に取り入れている店が流行と言えます。
そして、ほとんどの店がセルフ販売コーナーを一部併設しています。

しかし、「伊勢丹・新宿本店」の食品フロアは、セルフ販売方式の店舗構造と売り方を極力制限しているかのような店舗構成になっています。
唯一セルフ販売方式を採用して、多くの客を引きつけているのは「名匠銘菓・米菓コーナー」だけとなっています。(ただしフレッシュマーケットのセルフ販売を除く)

かつては、過去に例のないほど大規模なセルフ販売方式のパンの専門店がありましたが、現在はいわゆるセルフ販売のパン専門店は存在しておりません。
パンを販売するコーナーは、全て「店員空間が狭い接触型店」で構成され、対面販売が行われています。



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(対面販売の様子)


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(対面販売の通路は、「冷やかし客」にとっては、気軽に商品を眺めることができません)


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(誰も客がついていない場合は、冷やかし客にとってはなわばりが解除された「商品空間」にはなっていません)

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(回遊通路にサクラパワーが生じているときは、冷やかしやすい状況になります)

それでは次に、新宿の4大百貨店の他の3店のパン専門店の店舗構造と販売方法を見てみましょう。

●小田急百貨店のセルフのパン専門店

小田急百貨店の地下食品フロアでは、パンはセルフ販売が主力となっています。(店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店)

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●京王百貨店のセルフ販売のパン専門店

京王百貨店の地下食品フロアでは、パンはセルフ販売が主力となっています。(店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店)
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●高島屋百貨店

高島屋百貨店の地下食品フロアでは、パンはセルフ販売が主力となっています。(店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店)
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