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2013年3月20日 (水)

店は万引きをつくりだして万引きに悩む

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店にとって万引きは非常に大きな悩みの種です。

なぜ店で万引きが発生するのかについて、店舗構造と接客方法の観点から考えてみることにしましょう。

大まかには、1960年代にスーパーマーケットが登場し、1970年代にコンビニエンスストアが登場してきました。

スーパーやコンビニが登場してくるまでの「店の構造」は、
①店員空間が狭い接触型店
②店員空間が狭い
引き込み型店
③店員空間がない、引き込み・回遊型店
④店員空間がない、接触・引き込み・回遊型店
でした。

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そして接客方法は、客が店にやって来るやいなや、店員(販売員)が直ぐに接客を行う「常連接客・じょうれんせっきゃく」でした。

このように、かつては、店の「店舗構造」と「接客方法」から言って、万引きが生じにくい状況の店が主流だったのです。

そして、その後スーパーやコンビニが登場してくることによって、全国の店はスーパーやコンビニ型の「店舗構造」と「接客方法」が主流となった来ました。
つまり、
①店員空間がある、引き込み・回遊型店
②店員空間がある、接触・引き込み・回遊型店
の構造の店です。

そして、接客方法はセルフサービス方式ですから、客が精算カウンターに来てから接客が開始される「一見接客・いちげんせっきゃく」になりました。

店員空間がない店の構造から、店員空間がある店へ、また常連接客の店から一見接客の店へと変化すると同時に、万引きの被害は増えていきました。

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確かに万引きをする行為は犯罪です。

しかし、商品が豊富に陳列された商品空間と自由に回遊できる客空間と精算コーナーで客を待つ店員空間で構成された、いわゆる「セルフ」の店は、客にとって非常に買いやすい分、残念ながら、一方では万引が生じやすくなっていることもまた事実といえるでしょう。

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