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2013年2月25日 (月)

20.ウルトラマンワールドM78(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の
東京キャラクターストリートの中にある「ウルトマンワールドM78」は、ウルトラヒーローグッズが一堂に集まる都内で唯一のオフィシャルショップです。

1966年に放送が始まった「ウルトラマン」から、シリーズ最新作の「ウルトラマン メビウス」まで、
三世代にわたって愛されるウルトラヒーローグッズで溢れるこの店は多くの客を引きつけています。

それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。

(1)ウルトラマンワールドM78の三空間平面図

①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)ウルトラマンワールドM78の三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、二つの通路に面しているために、客は店の中を通り抜けることができます。

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(3)ウルトラマンワールドM78の商品空間

この店の商品空間は、ウルトラヒーローグッズで溢れていて、商品そのものから大変強い「冷やかし安全信号」が発信されているために、商品空間全体が「なわばり解除」されています。

●商品自身から「冷やかし安全信号」が発信されています。Photo_2



(4)ウルトラマンワールドM78の店員(販売員)のアクション

この店の店員(販売員)のアクションは、レジカウンターでの接客中のアクションと、客空間に出て商品の整理整頓や補充やチェック等っを行う作業中のアクションとなっており、いずれも「客を引きつけるアクション」です。そのために店内は「なわばり解除」の状況となり、通行客は気軽に店に近づいたり冷やかしたりすることができます。

●作業中の店員(販売員)のアクションは客にとって気になりません。
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●作業中の店員(販売員)のアクションは、狭い店内を「なわばり解除」して、客の滞留を促進します。
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(5)ウルトラマンワールドM78の客のアクション

小さな店であるにもかかわらず、この店が二つの通路に面しているために、通行客は、この店の客空間を自由に通り抜けることができます。そのことがより一層店内を回遊しやすくしています。また、大人気の商品空間から発信される「冷やかし安全信号」によって、客が気軽に商品を眺めたり、触れたりするために、「サクラパワー」が生じやすく、その様子が通行客から良く見えるために、次々と客をひきつけ、「サクラパワー現象」が長時間持続しています。

●店内や店頭の客の姿が「サクラパワー」となって非常に入りやすい店になっています。
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●店内や店頭で商品を試す客の姿が「サクラパワー」となって通行客を引きつけています。
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(6)ウルトラマンワールドM78が客を引きつける要因

①他の店に比べて規模が小さい店だが、二つの通路に面しており、店内を客が通り抜けられる構造になっていること
②人気のキャラクター商品そのものから、強力な「冷やかし安全信号」が出ているために、商品空間全体が「なわばり解除」されていること

③店内に生じた「サクラパワー」が通行客を引き付けやすい店の構造であること
④店員のアクションが接客中か作業中の「客を引き付けるアクション」になっていること

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*以上のことから、今後もウルトラマンファンを中心にして、子供から男性・女性の大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

 

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