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2013年2月 3日 (日)

出店規制は大型店を縛ったのではなく、客を縛ってきた

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かつて、全国の店の中心はそれぞれの地元に密着した商店街でした。

日本経済の発展は、商店街を繁栄させるとともに、激しい販売競争をもたらし、大型店が全国各地に進出してゆく状況をも生み出しました。

ところが、大型店の進出は、客との人間関係や地元の伝統や習慣を大切に守り続ける役割を果たしてきた商店街に大打撃を与えてしまうために、大型店の自由な進出に歯止めを掛ける法律が生まれました。

大型店の進出を法律で規制して、地元の商店街を守ろうとした政策は、果たして客のためになったのでしょうか?

地元住民の憩いの場や、濃密な人間関係の行き交う場として、商店街が従来からの営業を続けている間に、大型店は少しでも客が買いやすい店舗構造と接客方法を提供してきました。

客はもともと商店街の小さな店で馴染み客となって買い物をすることに苦しさを感じていたために、店主や店員(販売員)とのわずらわしい人間関係から解放された都会の大型店での買い物を強く求めていました。

やがて規制緩和を背景にして大型店が近くに登場して来るやいなや、客はいつでも自由に好きなだけ商品を冷やかしたり買ったり出来る大型店に強く引きつけられて行ったのです。

つまり、出店規制は大型店の進出を縛ったのではなく、地元の大勢の客の自由なショッピングを縛ってしまう結果となったのです

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