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2013年2月24日 (日)

19.カピバラさんキュルッとショップ(東京キャラクターストリート)

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東京駅一番街の地下一階の東京キャラクターストリートの中にある「カピバラさんキュルッとショップ」は、キデイランドがバンブレストの協力のもと作ったショップです。

大人気の「カピバラさん」のぬいぐるみを中心に、様々な癒されグッズや限定商品など多数取り揃えています。


それではこの店の、商品空間と店員空間と客空間の三空間からできている店舗構造と、店員(販売員)と客のアクションの関係を分析してみましょう。


(1)カピバラさんキュルッとショップの三空間平面図


①緑は商品空間
②空色は客空間
③赤の店員がいるところが店員空間(レジカウンター)
④青は精算したり商品を見たりする客

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(2)カピバラさんキュルッとショップの三空間店舗構造

店員空間がある、接触・引きこみ・回遊型店

この店は、約9坪の広さで他店に比べて小さい店です。

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(3)カピバラさんキュルッとショップの商品空間

この店の商品空間は、人気のカピバラさんグッズが溢れていて、商品そのものからは強い「冷やかし安全信号」が発信されています。しかし店が狭いので、
客が一人もいないときは、カピバラさんファン以外の客は店員からの「なわばり主張」を感じて、気軽に入りにくい店となっています。

●客が一人もいないときは、商品の「冷やかし安全信号」よりも店員の「なわばり主張」の方が強くなっている。

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(4)カピバラさんキュルッとショップの店員のアクション

この店の店員空間は、店の左側の壁を背にして設計されています。店全体が狭いために、店員空間の中でも、店員がじっと立って待機すると、「客を遠ざけるアクション」となり入りにくい店となります。店員(販売員)が接客の作業をすれば「客を引きつけるアクション」となり、入りやすい店になります。

●店員がじっと立って待機すると入りにくくなる
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●レジカウンターに店員がいない方が入りやすく感じる。
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(5)カピバラさんキュルッとショップの客のアクション


店の規模が小さいために客空間に何人かの客が入ると、直ぐに「サクラパワー」が生じます。そしてその「サクラパワー」は、通行客からよく見えるために非常に入りやすい店になります。

●店頭に客がついたり、店内を客が回遊したりすると、「サクラパワー」が生じて通行客を引きつけます。

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(6)カピバラさんキュルッとショップが客を引きつける要因

①店員空間が左横に設計された小さい店の場合は、店員の「なわばり主張」が店内に生じやすくなります。しかしそのハンデを、商品自身から発信している「冷やかし安全信号」と来店客が滞留することによって生じる「サクラパワー」を利用して、克服できること
②ひとたび「サクラパワー現象」が生じれば、狭い店であるためにその様子が通行客からよく見え、非常に入りやすい店になること

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*以上のことから、今後もカピバラさんファンを中心にして、子供から大人までの幅の広い客を引きつけることが予測できます。

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