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2013年1月21日 (月)

使える部下使えない部下(4)

何事にも遅すぎる部下
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人が作業をするときの早さや、いつから取り掛かり、いつまでに仕上げるかという価値観は、その人が得意な動きと深く関係しています。例えば、速い動きが得意な人は、ものごとを早くすることが正しいと感じ、反対にゆっくりした動きが得意な人は、ゆっくりすることが正しいと感じるのです。

ビジネスの世界では、ものごとを早く進めることが評価されますが、そういう社会の中にいるにもかかわらず、とにかく何をするにも遅い人がいます。

例えば期日を過ぎても、全然、請求書をつくる様子がなく、上司が何度注意しても一向に早くなりません。特にやり方がわからないとか、能力がないというわけではないのに、ものごとを始めるタイミングや実行する速度が遅いために、どうしても作業に時間がかかってしまうのです。

作業が遅くなりやすい人の動きの組み合わせは、
目標を絞り込むのが苦手な「注意不明の動き」
すぐにやる気をなくす「虚脱の動き」
後ろにゆっくり下がる「退避の動き」です。

こういう人は、やることをはっきりさせるために長い時間をかけないと納得できず、やっと目標を決めたと思うとやる気を失い、しかも、すぐに進めないことが正しいと感じてしまいます。

何かの書類を提出するときに、締め切りのはるか前から提出する人もいれば、提出日が迫ってから出す人もいれば、提出日に合わせて出す人もいますが、このタイプは提出日を過ぎないと提出する気になりません。

後ろにゆっくりさがる動きが癖の人は、物事を早くするということには価値観を感じません。むしろ早くし過ぎることによって生じる様々な失敗例ばかりが頭をよぎります。

従ってこのようなタイプの部下を持った上司の場合は、しつこく注意を促すことよりも、この人特有の仕事の段取りやスケジュールを理解し、早い締切を指示することが必要です。

人の動きの癖が影響を与えている、「速度」や「強さ」や「目標」に関する価値観を説得して変えることは非常に困難なのです。

■こんな人の典型的な動作パターン
  1.注意不明の動き
  2.虚脱の動き
  3.退避の動き
 

■動画は「注意不明の動き」が得意な人の動きの例。
      
※「注意不明の動き」の詳しい説明はこちら

■動画は「虚脱の動き」が得意な人のうなずきの例。
      
※「虚脱の動き」の詳しい説明はこちら

■動画は「退避の動き」が得意な人の名刺交換の例。
      
※「退避の動き」の詳しい説明はこちら

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