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2013年1月 7日 (月)

5.攻撃の動き

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「攻撃の動き」とは、頭や手を下に向かって力を入れて動かす動きです。
頭を使う「攻撃の動き」で一般的なのは、一度上げたあごを勢いよく引き下ろすことによって生じる力強いうなずきです。
動画は、「攻撃の動き」を使ったうなずきの例です。

■攻撃の動き

手を使う攻撃アクションには、こぶしを上から下に振り下ろして空中に浮かんだ架空の何かを叩くようにしたり、手を振り下ろして何かを強くつかむようにしたり、また、「一点注意の動き」を合わせてより力強く相手を指さすなど、様々なバリエーションがあります。

このような動きをするとき、単に頭や手だけを動かすのでなく、身体全体を同調させて上から下に力強く動くと、一層迫力が増します。

このように、「攻撃の動き」は力強い主張や確固たる自信を表わす「優位アクション」です。スポーツ選手が勝利したときに、こぶしをぐっと握りしめて力強く下に動かすガッツポーズは典型的な「攻撃の動き」です。

力強く意見を主張する政治家や、自分の意見に自信を持っていると感じられる専門家などには「攻撃の動き」を使っている人が多く見られます。「攻撃の動き」は相手と論争になったときなどに、相手に勝つためには大変有効な動きなのです。

また、この動きをする人は、一般に、しっかりした人、責任感が強い人だという印象を与えます。従って、この動きをうまく取り入れると、短時間のうちに相手の信頼感を獲得することができます。

例えば、上司やお客様の話を聞くときに、「攻撃の動き」を使ったうなずきを繰り返すと、相手はあなたが非常に熱心に自分の話を聞いてくれたと感じます。たとえ相手の顔を見ていなくても、「攻撃の動き」を使ったうなずきをするだけで、熱心さを伝えることができるのです。

アクションで相手を動かすためには、同じような意味をもった動きを組み合わせることも大切です。例えば、熱心さを強調するためには、後述する「接近の動き」を合わせて行うとイメージが強調されます。
つまり、相手の方にぐっと乗り出して、力強くうなずくアクションをすれば、いっそう熱心さが伝わるのです。

また、「攻撃の動き」は、自分自身が決意を固めるときや勇気を出そうとするときにも役立つ動きです。なかなか決心がつかないときややる気が起きないときなど、あえてこの動きを取り入れて、「よしっ!」「やるぞ!」などとガッツポーズをしてみると、お腹が決まってやる気が湧いてきます。

一方、このアクションには信頼性が高いことからくる弊害もあります。
お客様はこのようなアクションをする営業マンには強い信頼感を持つので、営業マンの話と商品の内容が食い違ってしまうと裏切られたように感じることが多いのです。
そのため、行動力が伴わないタイプでこのアクションを多く行う人は、口先ばかりで実際には何もしないと思われやすいので注意が必要です。

また、「攻撃の動き」は「熱い」イメージがする動きなので、プライベートで頻繁に使うと暑苦しいと思われることがあります。いちいち何にでも力強くうなずく癖がある人は、友人同士や恋人同士の会話ではややうっとうしい感じがしてしまうので要注意です。

さらに、この動きは自己を強く主張する「優位アクション」なので、目上の人の意見を聞くときのリアクションとして使う分には好感を得やすいが、自分の話をするときに使いすぎると、生意気な印象を与えかねないので気をつける必要があります。

「攻撃の動き」のような強い動きは、アクションの効果が大きいだけに、使い方を誤ると相手を傷つけることにもなりかねません。このアクションが不得意だと感じる人は、まずは相づちなどのリアクションから少しずつ試してみるのがいいでしょう。反対に、自分はこの動きが得意だと感じる人は、日頃の自分のアクションを見直して、適度な使い方を心がけることが大切になります。

■役に立つとき
  1.強い賛同
  2.自信を示す
  3.攻撃する
  4.熱心さを示す
  5.決意を示す
  6.責任感を示す

■注意が必要なとき
  1.たわいもない話
  2.あやふやな話


■13種類の人の動き もくじ

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