達人店員(販売員)の接客テクニック(技術) ④ 説明後の謙虚な態度
接客の達人が駆使する接客技術を紹介しています。
接客の達人は、商品に関して商品説明や意見を求められて、それに答えたあとに、偉そうに見えないように控えめなしぐさをするのが上手です。
下に力を抜いて動く「虚脱の動き」と、後ろにゆっくり下がる「退避の動き」は攻撃する意志が失われたことを相手に伝える動きで、相手よりも地位が低いことを表現します。
まず、説明などが終わったら、力を抜いてへりくだった立ち方をします(接客の達人の立ち方参照)。
そして、そのまま、そっと後ろに下がり、
へりくだった立ち方のまま、お客様の反応を待ちます。
そのしぐさは、説明が終わったことと、決して押し付けがましい意図はないということを表現しています。
視線を落として、一歩後ろに下がると、目礼をしているようにも見え、いっそう、謙虚で礼儀正しく感じられます。
このアクションは「後はお客様の意志を尊重いたします」という控えめな態度を表現するので、年配のお客様から好感をもたれやすいしぐさです。
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■主に使用する動き
● 虚脱の動き
身体を上から下に向かって、力を抜いて動かす動き ←の画像をクリックすると「虚脱の動き」をします。
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