シャッターを閉めようとすると客が来る
お店には、不思議な客の行動がたくさん存在しています。
一日の仕事が終わって、いざ店員(販売員)が帰ろうとするときになって、次々と客が来る現象が生じます。店員(販売員)は、閉店前の仕事をしながら、接客に追われつつ、シャッターを閉めるのです。
閉店の作業に追われる店員(販売員)のアクションは、客を引きつけるアクションとなって、通行客を引きつけます。また客は、シャッターが閉まるのを見ると、急に買いたかったモノを思い出したり、なぜか急に買いたくなったりすることがあります。
このことを良く知っている店員(販売員)は、あらかじめ閉店時間の前から、少しだけシャッターを降ろして、客が買いたくなる状況をつくりだしています。
客は開店中の店よりも、シャッターが閉まりかけているそのときの方が、店や商品が魅力的で買いやすいのです。
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