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2012年11月30日 (金)

商店街に客が戻って来るときはインフラが変化したとき

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かつて大勢の客でにぎわった日本の商店街に衰退の兆しが見られ、やがて客がどんどん遠ざかっていった時代に、多くの関係者達は、商店街になんとか客を取り戻そうとして、様々な試みを行いました。

立派なアーケードや街路灯を設置したり、舗装したり、朝市や夜店やコンサートなど様々なイベントを実施したりしましたが、残念ながらごく一部の商店街を除いては、二度と客が戻って来ることはありませんでした。

なぜ、客は商店街から遠ざかっていったのか?について、誰も言わなかった要因の一つが、「客は顔馴染みの店では買い物をしたくない」と言うことなのです。

 「店」に対する、客のこの最大の気持ちを深く受け止めることなく、多くの専門家たちは、商店街関係者達と長年に渡って集客キャンペーンを繰り返してきました。

 衰退寸前の商店街のそばに、大型ショッピングセンターと、地下鉄の出入り口が登場してくることによって、売り上げが急増した商店街があります。たまたま地下鉄駅とショッピングセンターの間の通路になって、通行客数が急増し、同時に売り上げも急増したのです。

 この事例から理解しなければならないことは、強力なインフラによって、通行客が増えない限り、従来の日本の商店街に客が戻って来ることはなかったということです。 

客が身近な商店街を通り過ぎてしまうことと、現代の衰退店が生じる背景には、実は同じ要因が潜んでいます。「ソラマチ商店街」分析に合わせて、今後も詳しくレポートしてまいります。

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