2019年5月22日 (水)

11.お互いに相手のことを「何も調べたりしないで唐突に行動する人」、あるいは「いろいろ調べるばかりしてなかなか行動しない人」だと感じる人間関係とは?

こんにちは。

もしもあなたが相手のことを「何も調べたりしないで唐突に行動する人」と感じる場合は、あなたは唐突に行動しないで、いろいろと調べたりチェックしたりすることが大切だと感じるタイプの人で、「一点注意の動き」の癖を持つ人です。

反対に、もしもあなたが相手のことを「いろいろ調べるばかりでなかなか行動しない人」と感じる場合は、あなたは何事も、いろいろと調べたりチェックしたりすることよりも、取りあえずすぐに行動を開始することが大切だと感じるタイプの人で、「突進の動き」の癖を持つ人です。

さて今回は、「一点注意の動き」の癖の人と「突進の動き」の癖の人が話し合った場合に生じやすい人間関係についてご説明いたします。

11

(1)

「目的地への出発はいつが一番良いのか調べます」

「今すぐ出発しよう!」

(2)

「目的地へのアクセス方法と所要時間を調べています」

「そんなことより一刻も早く出かけよう!」

(3)

「目的地への出発は後日にして、問題点についてもう一度調べたりチェックしたりする必要があります。」

「取りあえずすぐに出発して、行きながら考えよう!」

以上のような会話は、物事のとらえ方や考え方が、「一点注意の動き」の癖の人(イラスト左側)と、「突進の動き」の癖の人(イラスト右側)とで大きく異なっている事から生じてくるのです。

「一点注意の動き」とは、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。

「突進の動き」とは、手や身体を使って、前に向かって勢いよく進む動きのことです。

そして、「一点注意の動き」が癖の人は、何事も行動を開始するに当たっては、調べたりチェックしたりして注意深く準備することが非常に大切だと考えています。

一方、「突進の動き」が癖の人は、何事ももたもたしないで誰よりも速く行動することこそが非常に大切だと考えています。

したがって、「突進の動き」の癖の人は、相手の人が出発のタイミングやアクセス方法を調べたり、出発を先送りして問題点を再検討したりすることをどうしても理解することができません。

また、「一点注意の動き」の癖の人は、相手の人がいろいろと調べたりチェックしたりしないで、唐突に行動してしまうことをなかなか理解することができません。

そのために、二人はいつまでもお互いを受け入れたり理解したりすることができないのです。

もしも、「突進の動き」の癖の人が、自分自身には注意に欠けた行動をとりやすいところがあることをよく理解していて、「一点注意の動き」の癖の人が調べたりチェックしたりすることの大切さを受け入れることができた場合には、二人は協力して誰よりも早く目的地に到着して問題点を解決することができます。

しかし、「一点注意の動き」の癖を持つ上司と「突進の動き」の癖を持つ部下の組み合わせでは、上司は常に事前に調べたりチェックしたりすることを重要視するために、唐突に行動しては失敗を引き起こす部下のことを全く受け入れることができないのです。

困ったことに、この上司は自分自身が持つ「動きの癖」の強い影響を受けて、自分の部署の仕事がいつも停滞を引き起こしていることに気付いてはいないのです。

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