2019年7月16日 (火)

19.お互いに相手のことを「自分の意見をあれこれ話すばかりで相手には全く協調しない人」、あるいは「相手の意見に賛同ばかりして全く自分の意見を話さない人」だと感じる人間関係とは?

こんにちは。

もしもあなたが相手のことを「自分の意見をあれこれ話すばかりで相手には全く協調しない人」だと感じる場合は、あなたは常に相手の意見を受け入れてあげたいと感じるタイプの人で「協調の動き」の癖を持つ人です。

反対に、もしもあなたが相手のことを「相手の意見に賛同ばかりして全く自分の意見を話さない人」だと感じる場合は、あなたは、あれやこれやいろいろと自分の意見を話したくなるタイプの人で「全体注意の動き」の癖を持つ人です。

さて今回は、「全体注意の動き」の癖の人と「協調の動き」の癖の人が話し合った場合に生じやすい人間関係についてご説明いたします。

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(1)

「ご希望の商品はあちらにもまたあちらにもたくさん取り揃えております」

「よく分かりました、あなたがお勧めの商品で結構です」

(2)

「あちらの商品は機能的に優れていますが、またあちらの商品は価格的には大変お得になっています」

「機能的なモノも良いですが、お得な方で結構です」

(3)

「もしも素材を優先して選ぶとした場合にはあちらの商品とも比較してみてください」

「分かりました、それでは素材を優先したモノで結構です」

以上のような会話は、物事のとらえ方や考え方が、「全体注意の動き」の癖の人(イラスト右側)と、「協調の動き」の癖の人(イラスト左側)とで大きく異なっている事から生じてくるのです。

「全体注意の動き」とは、手や腕や身体を、内側から外側大きく開く動きのことです。

「協調の動き」とは、腕や頭や上半身を使って、下から上に向かって力を抜く動きのことです。

そして、「全体注意の動き」が癖の人は、一つのことに固執しないで全体的に注意を払うことが大切なことだと感じます。

一方、「協調の動き」が癖の人は、相手の話に賛同したり受け入れたりすることが大切なことだと感じます。

そのため「全体注意の動き」の癖の人は、相手の人が自分の要望は一切話さないで、なぜ自分の話を全面的に受け入れようとするのかをどうしても理解することができません。

また、「協調の動き」の癖の人は、相手の人がいろいろと案内や説明ばかりを繰り返して、なぜ自信を持って勧めてくれないのかをどうしても理解することができません。

このように、二人はいつまでもお互いを理解したり受け入れたりすることができないのです。

もしも、「全体注意の動き」の癖の人が、自分自身には考え方を発展させ過ぎていつまでもまとまらない傾向があることを理解していて、また「協調の動き」の癖の人が、自分自身には決定したり決断することができず相手に頼ってしまう傾向があることを理解していたとするならば、二人はお互いをうまく受け入れて話をしたり行動を共にしたりすることができます。

しかし、特に「全体注意の動き」の癖を持つ上司と、「協調の動き」の癖を持つ部下の組み合わせでは、上司は部下に対してはっきりした指示や注意を与えないために、上司の明確な指示や注意を待ち望む部下は、なかなか理解することができず、いつまでも上司の希望を叶えることができないのです。

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