2017年11月20日 (月)

18.上体を勢いよく下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

こんにちは。

コミュニケーションにおける「しぐさ」や「身振り手振り」は、相手に対して想像以上の影響力を持っています。

相手が、「ことば」を話し始めると同時に動き始める指や手や頭や上体や身体全体の動きは、実は、相手がどんな人であるかということを表現しています。

そして、相手がどんな人であるかが分かることによって、相手が話す「ことば」の内容は、非常に分かりやすくなります。

コミュニケーションにおける様々な破たんは、相手がどんな人であるかが分からなかったり、間違って解釈したりすることが大きな要因となっています。

相手の「しぐさ」や「身振り手振り」から、相手がどんな人であるかについて注意を払ってみてください。

さて、以上のことを念頭に置いて、次の映像ロボットの「お辞儀アクション」を見ると、そこからはいったいどのような情報が発信されているのでしょうか?

※お辞儀アクション(4)の静止画↓

 

Photo

 

このロボットの静止画像は、下に向かって力を入れる「攻撃の動き」を使って上体を下げて、上に向かって力を入れる「独断の動き」を使って上体を上げる「お辞儀アクション」の一連の動きの一瞬をとらえたものです。

「お辞儀アクション」とは、上の静止画像のような瞬間的な身体の形態ではなく、「お辞儀」の開始から終了までの一連の連続した動きのことです。

このロボットの実際の「お辞儀アクション」は、下の動画で確認してください。

※お辞儀アクション(4)の動画↓ 

 

 

星座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ

この「お辞儀アクション」のように、上体を下に向かって力を入れて下げて、上に向かって力を入れて上げるお辞儀(頭を勢いよく下げて、勢いよく上げるお辞儀)は、一般的には「感じが悪いお辞儀」という印象を与えます。

なぜならば、この「お辞儀アクション」は、①自分勝手な熱意を相手に伝える時や、②強い服従を相手に伝える場合に表現されるお辞儀だからです。

①のお辞儀は、若い歌手やタレントが、大勢の熱狂的なファンの声援に対して行われたり、選挙カーから一方的に投票のお願いをする政治家などに見られます。

そして②のお辞儀は、警察官や自衛隊員や体育会系の学生が、上官や上司や先輩に対して行っています。

さて、あなたがビジネスにおいて、相手から挨拶やお礼やお詫びやお願いをされる機会は、数多くあることと思います。

その際、相手が今回ご紹介した「お辞儀アクション」を伴って、挨拶やお礼やお願いやお詫びをしてきたとしても、意外なことにあなたは相手のこの「お辞儀アクション」になかなか気づくことができません。

なぜならば、

「こんにちは!、いつも大変お世話になっております!」(挨拶)

「本日は大変勉強になるお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました!」(お礼)

「大変なご無礼をおかけして、誠に申し訳ありませんでした!」(お詫び)

「今後ともどうかよろしくお願い申し上げます!」(お願い)

などの、挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」はよく聞こえますが、相手の「お辞儀アクション」はなかなか見えないからです。

したがって、あなたは、相手が表現している「お辞儀アクション」からではなく、相手が話す「ことば」を中心に相手のことを解釈しようとします。

ところが、時には、いかにも一生懸命な様子は感じるものの、何となく押しつけがましいイメージがして、不愉快に思うことがあると思います。

それは、相手が挨拶やお礼やお詫びやお願いの「ことば」と共に、上のロボットがしているような「お辞儀アクション」を繰り返し行ったことが原因となっているのです。

私たちは普段、相手に対して、お辞儀をすることは大切だとは思っていますが、具体的には、いつ、どのようにお辞儀をすれば良いのかについては自信がありません。

しかし、実際には、相手が行う「お辞儀アクション」によって、感じが良いイメージや感じが悪いイメージを受け取っているのです。

次回は、19.「下に向かって力を抜いて頭を下げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?」について説明します。

※なお明日は、「入りやすい店売れる店」(日本経済新聞社)の1986年版を更新します。


星座の場所を
応援クリック
お願いいたします


人気ブログランキングへ

 

【関連記事】

1.一点注意の動き&64の(4)店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

2.全体注意の動き&64の(5).店員の動きが客の安心感を高める(化粧品・クリニーク)

3.注意不明の動き&65.店員の身体信号が客を呼ぶ決め手(実演販売・百貨店内)

4.不注意指示の動き&66.売れる店員はアクションを知っている(総菜販売・百貨店内)

5.下に向かって力を入れた「うなずき」は、自信や責任感を感じさせる

6.上に向かって力を抜いた動き(協調の動き)を伴った「うなずき」は協調や賛同を表現する

7.上に向かって力を入れる動き(独断の動き)を伴った「うなずき」は威嚇や主張を表現する

  • 8.下に向かって力を抜く動き(虚脱の動き)を伴った「うなずき」は威嚇ややる気がなく攻撃性がないことを表現する

    9.話しながら繰り返される「接近の動き」は、やる気や熱心さを伝える

    10.前に向かって勢いよく進む「突進の動き」は、唐突で強引な印象を伝える

    11.後ろに向かって素早く引く「機敏の動き」は、テキパキと対応する印象を伝える

    12.後ろに向かってゆっくり下がる「退避の動き」は、消極的で慎重な印象を伝える

    13.じっとして動かない「不動の動き」は、何を考えているか分からない印象を伝える

    14.日本人は店員から、「お辞儀」や「うなずき」や「案内」の「動き=アクション」を学んでいる

    15.上体をゆっくり下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    16.上体をゆっくり下げて、勢いよく上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?

    17.上体を勢いよく下げてゆっくり上げる「お辞儀アクション」が伝える印象とは?
  •  

     

     

     

    | | コメント (0) | トラックバック (0)

    «70の(1).プログラム化された店員の動きが店に活気を与える(ファーストフード・マクドナルド)※1986年当時