2019年3月18日 (月)

2.相手の話を「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」と感じる人間関係とは?

こんにちは。

もしもあなたが話をする相手のことを「細かいことばかりにこだわる人」だと感じた場合は、あなたは、物事を全体的にとらえることを優先し、細かいことに固執するのが嫌いな人です。

反対に、もしもあなたが話をする相手のことを「大雑把な人」だと感じた場合は、あなたは物事を細部に渡って細かくチェックすることを重要視し、いい加減にするのが嫌いな人です。

そして、部分にこだわる前者と全体にこだわる後者とは、考え方も行動の仕方も大きく異なっているのです。

それでは、このような二人の違いはいったい何から生じてくるのでしょうか?

常に物事を細部に渡ってはっきりさせたいと思う人は、「一点注意の動き」を癖として持つ人で、一方、細かいことにはこだわらず物事を全体的にとらえたいと思う人は、「全体注意の動き」を癖として持つ人なのです。

つまり、それぞれが持つ「動きの癖」の違いによって、二人の言動は常に大きく異なっているのです。

さて今回は、「一点注意の動きの癖」の人と「全体注意の動きの癖」の人が話し合った場合に生じやすいお互いの感じ方についてご説明いたします。


2.相手の話を「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」と感じる人間関係とは?

前回は、お互いに「細かい部分について話しやすい」と感じる場合のそれぞれの「動きの癖」についてご説明しましたが、今回はお互いに「細かすぎる」、あるいは「大雑把すぎる」等と全く正反対だと感じる人間関係についてご説明します。

(1)
「この部分は間違っていませんか?」

「いやー、正しいのではないかと思いますよー」

(2)
「えっ、この部分は間違っていないのですか?」

「えー、要するに大まかには正しいのではないかと思いますよー」

(3)
「それでは、この部分とこの部分が矛盾していませんか?」

「いやー、全体的には問題ないと思いますよー」

以上のような会話は、物事のとらえ方や考え方が、「一点注意の動き」の癖の人(イラスト左側)と「全体注意の動き」の癖」の人(「イラスト右側)とが大きく異なっている事から生じてくるのです。

 

02

 

「一点注意の動き」とは、手や指を使って、自分が向いている方向(内側)をはっきり指し示す動きのことです。

「全体注意の動き」とは、手や腕や身体を内側から外側に大きく開く動きのことです。

そのために、相手に対して「一点注意の動き」を伴って質問をする人は、できるだけ細かい部分の考え方を聞き出そうと努力します。

一方、相手に対して「全体注意の動き」を伴って答える人は、物事をできるだけ大まかに解釈して答えようと思うのです。

したがって、「一点注意の動き」の癖の人は、相手の話はいくら質問しても「大雑把すぎる」ために肝心なことが聞き取れないと感じ、「全体注意の動き」の癖の人は、相手の質問は「細かすぎる」ために要点がわかりにくいと感じて、二人の会話はいつまでも平行線をたどってしまうのです。

「一点注意の動き」の癖の人に対しては具体的な意見を、また「全体注意の動き」の癖の人に対しては抽象的な意見を求めた場合には二人の関係はうまくいきますが、現実にはなかなかそのようにはならず、大抵の場合はお互いは「水と油」のように相いれない人間関係だと思ってしまうのです。

 

 

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